奈良リハをもっと知る-奈良リハよもやま話-


来週には、コミュニケーション・スキルの講義で校外学習をします。緊張感が高まります。

教員 赤松です。天気がよかったり、悪かったりの毎日です。梅雨はまだ明けていないようですから仕方ないのでしょう。

今朝は思ったよりも道が混んでいて、いつも出勤する時間には間に合いませんでした。失敗です。途中で学校に電話をかけて連絡だけはしておきました。
出勤したら9時前でバタバタしている時間帯でした。一限目の講義が始まるまでの忙しさです。資料印刷やPCのセッティングなどが集中するからです。この時間帯には人手が必要になります。

三年生だけが講義がありません。しかし、模擬面接ということで9時から来ている三年生もいます。就職試験を前提としてものです。就職試験では小論文などもあります。だんだんと競争になってきています。少しでも有利にことが運ぶようにできればいいなと思います。

今日は一年生のコミュニケーション・スキルの講義がありました。今日の講義内容は、来週に行く校外学習に対する準備というものです。まずは文書にて実習内容を説明しました。と言っても、たいそうなことは何もなく、ごく普通のことばかりです。服装、タイムスケジュール、注意事項といったものです。何しろ初めてのことですのでどうなるかは分かりません。よい形で結果が出て欲しいです。
その後は、車いすを使っていろいろな体験をしてもらいました。操作、乗車など実際にやるとどんな感じかを知って欲しかったからです。「怖い!」と言う声を講義中によく聞きました。健常者でも感じることですから、身体的能力が制限されている場合は、より恐怖感を持つだろうと思います。それを生じさせないように注意して操作しなければなりません。元気な人は何かの理由で同じようにできない人の状況を把握することは難しいと思います。その人の立場になって考えるということは、よく言われますが実際にはなかなかできることではありません。でも、何もやらないよりはやった方がいいです。少しでも体験しておけば何かの時に役立つこともあります。
車いすの基本的な構造を説明して、実際に触ってもらいました。慣れている人もいれば、全く初めての人もいます。ある程度、経験すればすぐに差はなくなります。しかし、最初のうちは差が大きいです。
次に、実際に乗車した状態で車いすをいろいろな方向に傾けてみました。怖がっている人が多かったです。自分の体がどうなるか分からないから恐怖感が大きくなります。信頼はしているが、心のどこかに頼り切れない部分があります。
それから、車いすの移動を介助してもらいました。4人で車いすを持ち上げて移動させます。バランスよく持ち上げないと失敗します。それに、急に持ち上げたりすると非常に怖い思いをさせてしまいます。一度恐怖を経験させてしまうと取り戻すには時間がかかります。
今度は実際に車いすをこいでもらいました。手のみ、足のみ、片手片足のみというように条件を変化させていきました。健常者はすぐにどれでもできます。患者さん、利用者さんはそのようにしかできないのです。擬似的な体験ですが、日常に比べると不便さが分かるでしょう。
最後にデモだけですが、方向転換、一人でも階段昇降介助をやりました。いろいろな場面で車いすを使用することがあります。PTの仕事の中では車いすの操作は日常的なものになります。
ちょっと早めだったのですが、12時前に講義を終えました。

講義が終わったらすぐに実習前訪問に出発です。今日は泉佐野市まで行きました。片道67㎞の行程です。ほとんどが高速道路を走っています。第二阪奈、阪神高速東大阪線、近畿道、阪和道と乗り継ぎました。高速代だけで2100円です。これが地道だけだったら何時間かかることか…。目的地について実習前訪問を済ませました。けっこう時間がかかりました。初めての検査測定実習ということで説明が多くなったらからです。それは実習施設側が熱心だということです。ありがたいことです。

実習前訪問が終わってすぐに学校に戻りました。帰りも1時間くらいです。14時過ぎに出て、15時頃に学校に戻りました。今日は教員が少ない状態です。実習前訪問に出ている教員が多いからです。帰ったらほとんどを教員室で過ごすことになりました。用事で教員室に教員がいなくなるからです。ポツンと一人で教員室にいてるのは寂しいものです。しかも、自由には移動することもしにくいです。トイレに行くのもはばかられます。

三年生は研究、二年生は実習対策で放課後も学校に残っています。その努力が結びつくことを祈っています。すぐではなくても…です。

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