奈良リハをもっと知る-奈良リハよもやま話-


神経筋再教育の実技試験が終わりました。臨床で使えるレベルはまだまだです。

教員 赤松です。今日は講義と実技試験があります。講義の方は基礎運動学Ⅱです。前期の引き続きになっています。手指の分野を少しやって、あとは体幹の関節になります。基礎運動学Ⅱの終わりも近づいてきました。非常に大きなボリュームになりました。勉強する学生は大変です。

午後からは、運動療法学Ⅲの実技試験です。5階の治療実習室でやりました。課題はすでに伝えていますから、あとは練習の成果次第です。他動運動、筋伸張位、クイック・ストレッチ、タッピングを刺激として用いて筋収縮を促通します。もちろん被験者は学生なので、本当の神経筋再教育にはなりません。手順や方法を正確にできるかを問うことになります。
尺側手根屈筋を対象にした神経筋再教育です。他動運動はほとんどの人が間違っています。最終域だけが特に意識されていて伸張運動のようになっています。筋伸張位とクイック・ストレッチは区別がされていない感じがします。タッピングは叩く部位が正確ではありません。これらの点は共通して感じた事柄です。正直に言えば、練習不足だと思います。一度できたように思ったら、それ以上の追求をしなかったからだと思います。学校では麻痺の状態を突き詰めようと思っても難しいところが多いので仕方がないと思います。
試験は1時間くらいで終わりました。すぐに評価をチェックして、最終的な点を出しました。運動療法学Ⅲは後期にも講義があります。後期には試験はありませんから、あとは出席点などにより最終評点が決定する段取りです。
一人あたりの時間がわずかですからあっと今に実技試験は終わりました。試験は一発勝負ですから、普段できていても試験の時にできるとは限りません。試験とはそういうものです。努力しても報われない時はあります。悲しい結果に終わることもあります。安定して実力を発揮できるようになるには、相当練習しなければなりません。一つの試験にそれほど時間をかけられるかはと言えば疑問です。

    « 前の記事 |  一覧 | 次の記事 »