バイオトライボロジー、ストライベック曲線…。関節は不思議の固まりです。
教員 赤松です。来週は学校見学会があります。もうこの時期だとそれほど多くないのかなとおもっていましたが、思ってたよりも参加人数があります。嬉しいことです。世の中、不況だという声が高まっています。そんなことも関係あるのかと感じることもあります。でも、そんなに急に影響があるというのもおかしな話です。企業では内定取り消しということも出ていると聞きました。今年の夏頃からなんとなく様子が変わってきたようです。来年の新入生はどうなるかなと…。
今日は模試前日ということで、今まで配付したプリントの復習ということにしました。解剖学、生理学、運動学についての分野をやりました。おそらくこれらの分野だけで4割くらい出題されていると思います。非常に大きな比重があります。勉強としても一番厚くしないといけない分野です。量が多いのでなかなか終わりが見えてきませんが、コツコツと少しずつやっていけばいつかは終わります。
10時からは昨日に続き、運動療法学Ⅱ実技試験です。今日は抵抗運動です。事前に学生は準備してくれていました。5階治療実習室でマットを敷いて、足下がすべらないように工夫してくれています。何も言わなくても準備をしてくれたので助かりました。試験の詳細については講義ブログに掲載します。
試験はちょうど1限目の終わりまでかかりました。12月にも試験があります。その要項を配付しておきました。次から次へと試験があります。生理学の中間テストも11月頃に予定されています。忙しいです。放課後、残って勉強している姿をよく見かけます。
一年生は生理学、二年生は基礎運動学とADL、三年生は国家試験です。時間割に余裕がなく、かつ試験が隙間に入ってきますから勉強をいつもしておかないと間に合いません。
運動療法学Ⅱの講義は13時30分からです。この詳細も講義ブログとして掲載する予定です。今日は関節運動学的アプローチ-博田法です。主に上肢の関節の副運動技術をやりました。学生は難しかったと感じたようです。
運動療法学Ⅱが終わったら一息つけます。あとは二年生の講義でリハビリテーションⅡがあって、その応接をしました。講義前は応接できませんでしたが、終わってからはしばらくいろいろなお話を聞きました。バイオトライボロジーや関節の摩擦についてです。マニアな本があります。生体にはいろいろな部位に摩擦が起こっています。そのことを研究している分野です。こんな単純な言葉では言い表せないのですけど…。
関節面の摩擦については、いろいろな研究がされています。純粋に関節面の摩擦がどれくらいあるかを計測することは非常に難しいそうです。それは周囲に軟部組織があり、軟部組織が引き延ばされる時の力が関わっているからです。本によると、その大きさは関節面の摩擦の20倍あるとのことです。
それから、ストライベック曲線についてもお話を聞くことができました。工業の業界で、摩擦のことが話題になる時よく用いられることです。接触面に圧が加わった時に摩擦係数が変動するということがこの曲線から分かります。
こんなことも人体には関与していることを知り驚きも大きいですが、興味もわいてきます。勉強に終わりはありません。実際、この理論を治療技術に使っているものもあります。1時間ほど夢中で話をしてしまいました。先生の帰る時間が遅くなり申し訳なかったです。

