『集い』初参加。若い先生がこんなに熱心に実技を練習しているのを見ると心強く感じます。
教員 赤松です。今日は朝からバタバタした一日になりました。突発的な問題があって、すぐに対応できるように動いたからです。実習訪問者の交替、必要な情報収集、普段は滅多にない対応…。午前中は落ち着くまでは気が休まる時がありません。
私は実習訪問を交替してすぐ側の施設に行ってきました。返ってくるまで1時間もかかりませんでした。学校には13時前に戻っていました。そこからまたしばらくは学校にいました。
他の教員も試験監督、実習訪問、会議等でバタバタです。午前中、一年生は試験があります。二年生は実習中です。三年生は学生は何もありませんが、卒業判定会議が夕方にあります。
三年生は卒業試験以外は全員履修済みになっています。あとは卒業試験を合格するかどうかです。このあたりは微妙な感じです。それを検討する場が卒業判定会議です。基本、学則通りです。何とかなるさ的な要素はありません。そう思っている人がいるとしたら、それはどこかで引っかかることになります。在校生には、すでに定期試験ではそのような考えでいてる人がいます。国家試験のことを考えると、無理をして進級しても何もならないことがはっきりしてきました。進級できたことをチャンスとして活かすことは誰にでもできることではないようです。卒業できるかどうか、免許取得ができるかどうかということを思った時に必死になって勉強しようとしない人は何を言っても変わりません。試験勉強が間に合わないような事態になってから慌て出します。世の中、そんなに甘くないような気がします。
そう言ってしまえば身も蓋もありません。実際にはあきらめることなくアプローチを試みます。その結果がどうであれあきらめるわけにはいかないのです。だから、アカンと思っているのなら言われる前に動き始めることをすすめます。
卒業判定会議はいちおうの決着がつきました。16時半になっていました。あわてて実習訪問に出ました。琵琶湖まで行きました。時計を見ながらちょっと慌て気味です。でも、特に何もなければ間に合います。けっきょく間に合いました。実習訪問も指導者の方からは内容として問題点は特に指摘されませんでした。よくやっているとの言葉です。よかったです。一生懸命やっていることが評価されていると思います。改善点は言われましたが、それは実習自体には大きな影響を与えません。それにこれからずっと課題となるようなことです。気長に改善していくことになります。
実習訪問が終わったのが18時40分くらいです。それから学校に戻りました。1時間10分くらいで戻れました。途中、渋滞もありませんでした。ひたすらドライブです。一人で乗っているだけです。最近は車中で大声で歌うこともありません。疲れますから…。
学校に戻って夜ご飯として食べようと思って持ってきたお弁当を急いで食べました。10分もかかりません。なぜ急ぐかというと今日は21時から橿原市でAKA-Hの練習会、『集い』があるからです。初参加です。知っている人が参加していると聞いていました。この練習会がずっと以前からあるのも知っていたのですが、参加するのは今日が初めてです。AKA-H指導医をされている方のところでの練習会です。PTになってから医師になられた方です。それに、同窓です。同窓というか同級です。いろいろなおつきあいが本格的に始まったのはAKA-Hを通じてで医師になってからになります。博田先生を師と仰ぎAKA-Hを通したおつきあいもありますし、講義や勉強会もお願いしたりしているので学校でのおつきあいもあります。3年前に自分に対して変わらずおつきあいをいていただいている方です。アカデミックな話をよくしていただきます。
学校から車で50分くらいです。昼間だったらもう少し時間がかかるだろうと思います。場所は確認していたので迷うことはありませんでした。目的地に着いて車を駐車場に停めました。スペースが空いていたので助かりました。
たぶんここだなぁと思ってドアを開けると知っている人が荷物を置いていたところでした。挨拶をして奥に入ってくと人の声がいっぱい聞こえました。顔を出して挨拶すると、これまた存じ上げている人がいっぱいです。
最初、先生が書籍を紹介されていました。英語の本です。タイトルは『The musculoskeletal system:Differential diagnosis from symptoms and physical signs』です。joint playについての記載が詳しいとの先生からのコメントです。この本は手に入りやすい方です。現在でも新書で買えます。
時間になったので練習が始まりました。二つに分かれての練習になります。若手チームが一方で、私はもう一方のベッドにいました。主に仙腸関節 上方滑り・下方滑りを練習しました。先生が二つのベッドを適宜指導されます。自分も指導してほしいなぁと思いつつも出しゃばったようなことになったらいけないしと考えながら練習していました。
上方滑り・下方滑りは腹側からの技術になって新たな方法が加わりました。書籍でも紹介されています。この技術では『弱』以上になることはありません。しかし、難しいです。上後腸骨棘にいかに指を当てるかがポイントです。利き手の環指の橈側あるいは尺側を当てますが。指に力が入るとすぐに動きが悪くなります。AKA-Hではずっと指の力をいかに抜くかが大事だと言われています。不思議なもので指導を受けている人の様子を見ていると、柔らかく動いている時とそうでない時は明らかに違います。本当に不思議です。これは反射として解釈されています。
実験として、MP関節、顎関節などを圧迫してSLRを試している場面を見ました。圧迫を加えるとSLRが軽く、大きくあがるようになります。経験の浅い先生方がやってみて、実際に体感できるようなものです。圧迫後、しばらくは効果が持続しているようです。これも反射による作用ということです。顎関節などはけっこう影響があります。SLRなどは足部の持ち方、動かし方によっても影響を受けます。部位ごとに相互に影響があり、軟部組織のの緊張が変化するということです。SLRの時に動く関節は複数あり、そのどれが影響が大きいのかということも気になります。圧迫を加える部位との関連で考えてみると遠い、近いは関係がなさそうな感じです。詳細はもっといろいろな部位をやってみないと分かりませんが…。またSLRが軽くなる現象は、たとえば股関節で考えると、構成運動の動き自体がよくなったという理解もあり得そうです。ただし、それが反射と関係があるかどうかまでは思いつきません。関節が動く時、同時にいろいろな組織が伸張されたり、短縮されたりします。骨運動に伴って関節包内運動を生じています。まだまだ分からないことは多そうです。
この圧迫が治療にすぐに結びつくわけではありません。実験として変化があるということです。SLRが変化するような影響はもっといろいろなことで与えることができます。関節を含めて人体には不思議なことばかりです。
練習は23時くらいまで続きました。あっという間です。明日は休みということで何人かの先生は一緒に食事に行かれるようでした。私は急いで帰らないといけません。あまり、この時間で帰ることはありませんからちょっとドキドキです。道は空いているので早くに家に着きました。カレンダーには早速の次回の日程を書き込みました。冷たい視線が背中に飛んできているのを感じながら…、書き込みました。
