◆ 奈良リハの卒業研究ってどんなん? ◆
教員の中谷です。私は、3年生の講義『理学療法研究概論』と卒業研究を担当しています。
講義は、3年生がⅠ期の臨床総合実習を終えてホッとする間もなく6月中旬から始まります。全部で8回。うち3回は外来講師の先生が担当されていますが、残りの5回が私の担当です。同時進行で、卒業研究も進んでいきます。
今回は、『奈良リハの卒業研究』のお話です。
- 奈良リハの卒業研究ってどんなん?~研究の大きな流れ~
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研究の大きな流れとしては、『テーマ決め→研究計画書の作成→データ収集→データ分析・解析と考察』。ここまでをⅢ期の臨床総合実習に出る8月下旬までに仕上げます。そして、Ⅲ期の臨床総合実習終了後の10月中旬から研究を再開します。この時期は、『発表に向けた準備とレジュメの作成』。11月第1週に発表日を迎えた後は、11月中旬に卒業論文を作成し提出する運びになっています。
毎年、国家試験の勉強時間を確保するために卒業研究の日程を前倒しにして進めています。来年は、10月中旬から下旬ごろに発表日を設定できればと思います。
- 奈良リハの卒業研究ってどんなん?~今年度の研究発表~
今年の学生が研究してくれたテーマは、以下のタイトルになりました。
- 握力の変化について~姿勢と肘関節の角度の違いによる変化の有無~
- ハムストリングスに対する効果的なストレッチング方法の比較
- 喫煙者と非喫煙者の運動前後のバイタルサインの違いに関する研究
- 異なった指導内容による松葉杖歩行のエネルギー効率の変化
- 座面によって坐位側方リーチ動作にどのような影響が出るのか
- バランスボールを用いての指床間距離(FFD)の変化について
~バランスボールと滑車によるストレッチングの比較~
毎年テーマは、実習中患者さまを診るなかで疑問に感じたことや追及したいと思ったことを取り上げているようです。
今年は特別な器具(「呼気ガス装置」)を用いた研究をしてくれたグループがありました。私自身、研究概論の授業の中で機器・器具の説明をしているので、説明した機器を用いて研究してくれたことがうれしかったです(^-^)。
あと、個人的にいいテーマだと思ったのが、松葉杖を用いた研究でした。ビデオを観てもらうだけの松葉杖歩行のエネルギー効率とPT(=理学療法士)が指導した時の松葉杖歩行のエネルギー効率を比較した研究でした。結果は彼らが予測したものにはなりませんでしたが、研究の対象が学内の生徒ではなく、40~50代の方であれば違った結果になっていたと思います。テーマ選択の動機「PTありきの松葉杖歩行」という着眼点がよかったと思います。
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来年は、どんな研究テーマを出してきてくれるかが楽しみです。また来年の卒業研究に関するブログでは、研究に打ち込む学生の姿をご紹介しますね(*^。^*)
