奈良リハをもっと知る-奈良リハよもやま話-


大掃除

教員桶田です。
今年もいろいろな事がありましたが、残り後わずか!
楽しいことは引き続き継続したいものですが、嫌な事はきれいさっぱりとしたいものですね。
さて、奈良リハでは年末に「大掃除」を実施しています。resize0026.jpg
resize0027.jpg
今年も学生さんの協力があり、学校がきれいになりました。感謝、感謝。
掃除をすると、けっこう性格がでますよね。特に学生さんでは、講義だけでは見られなかった部分も出てきます。黙々と作業をする人、みんなを取りまとめる人、一見さぼっているかのように見えて場を盛り上げる人など様々といったところです。
学生さんの中ですごいなぁと思ったことは、自分の担当の部屋が終わった後、まだ終っていない部屋を探して手伝っていることでした。掃除は汚れるし、面倒で、嫌いな人が多いと思います。
そんな当たり前の事をするのって難しいですよね。自分も出来ていない事がありますしね・・・反省です。でも協力し合える、すばらしい奈良リハ学生さんを見ることができました。
みなさ~ん!ありがとうございました!!
写真風景で奈良リハの学生をご覧下さ~い!
resize0023.jpgresize0022.jpg
resize0025.jpgresize0024.jpg



知っていますか?

教員 三宅です。今回はウイルス感染のアデノウイルスについてお話いたします。
アデノウイルスとはアデノウイルス科の哺乳類アデノウイルス属とトリアデノウイルス属に分類されるようです。哺乳類アデノウイルスにはヒトアデノウイルスの他に各種の動物(豚や牛、猿、犬)を固有の宿主とするウイルス属があるそうです。
中でもヒトアデノウイルスは普通、ヒトの咽頭、結膜あるいは小腸で局所的に増殖するようです。「アデノ」という言葉が扁桃腺やリンパ節を意味する言葉で、上記の場所でウイルスが潜んでいるようです。
アデノウイルスは感染力が強く感染源もいろいろです(俗にプール熱と言われているものです)。症状としては高熱、のどの痛みなどが主なものです。今回うちの子供がこのアデノウイルスに感染してしまったようで、お医者さんから登園禁止と言われてしまいました。
感染力が強いので他の子供に感染させてしまっては大変です。当然のことだと思いますが、面倒をみなくてはいけないので大変です。結局僕は二日間休みをいただきました。職場のみなさまには少しご迷惑をかけてしまいました。何より心配なのは僕が感染していないかということです。今のところ大丈夫みたいですが・・・。
このウイルスに対する治療方法が現在はない様子で、熱や下痢などに対しての薬が処方されるくらいです。
この時期、体調を崩しやすくなっています。学生の方たちは試験や実習など大事なことが控えています。くれぐれも体調管理にはお気をつけください。



Tidy's physiotherapy

tidy.jpg教員 赤松です。今回の本は、「Tidy's Physiotherapy」です。これも運動療法については、教科書的な本です。写真の本は、第12版です。その後、今年の1月頃に第14版が出ています。第13版までは持っていますが、内容的にはこの版から大きく変わってしまいました。第12版の方が臨床的だと思います。といっても、第12版以降を読む必要がないということではありません。読めば必ず勉強になります。
運動療法の本は他に「Therapeutic exercise 2nd ed.」もあります。古いですが、現在でもいろいろな本に書かれている基本的なことが掲載されています。古い本だけでは不足しますから、新しい知見にも興味を持って広く知識を習得したいところです。それから、運動療法関係では「Therapeutic Exercise: Foundations and Techniques」という本もあります。 これは、Carolyn Kisner、Lynn Allen Colbyという人が書いた本です。これも教科書としてアメリカなどでは使われている本です。最新版は第5版です。これは最近邦訳されて「最新運動療法大全」というタイトルです。ちょっと高価です。



卒業試験のスタンバイ完了です!あとは開始を待つのみです。1つ目ののハードルが目の前です。

教員 赤松です。12月も半分以上が終わりました。もうちょっとで今年も終わりです。一年生、二年生は来週月曜日で終わりです。三年生は26日まで講義があります。年の瀬まで勉強しないといけないのはツライ話です。が、三年生はもう2ヶ月後に国家試験を控えています。それに明日は卒業試験があります。最後の関門です。これを越えられなければ卒業できません。当然、国家試験を受けることもできません。どうも学生間には再試験という形で通るまで試験をやってもらえるというような話が流れていると聞きましたが、根も葉もない噂です。そんなことは学則のどこにも書かれていません。60点以上取るか取らないかで決まります。



奈良リハ探検隊2~水治療室~

教員 宮崎です。
前回より始まりました奈良リハ探検隊のコーナーですが、今回は水治療室を紹介させていただきます。

理学療法には熱、光線、電気など種々の物理的エネルギーを利用した物理療法という治療手段があります。
この中には水の物理的エネルギーを利用した治療もあり、これを水治療法といいます。
今回紹介する水治療室には、この水治療法に使われる器具が設置してあります。

器具の一つに渦流浴というものがあります。karyuu0021.jpg
これは浴槽内に温水を張り、その中に手や足を入れて、渦流を与えることで身体に物理的刺激を加えることが出来ます。
水治療室には手用、足用、全身用の3種類を置いています。
他には、水中トレッドミルという器具を置いています。mi0020.jpg
これは立ったままで胸まで浸かれる浴槽の底に、ランニングマシーンの動く床がついているというものです。
水温の調整された水が胸の高さまで張られた浴槽の中に入り、動く床の上を歩きます。
水中では浮力をうけるため足の関節にかかる負担を軽減することができますし、水の抵抗がある中を歩くので筋肉には負担をかけることができます。
ちょうどプールの中を歩く様なイメージです。
このような治療器具が置かれている一方、部屋の隅に洗濯機を置いています。
学内で使用したタオルやシーツなどを洗濯するのに使われおり、私も自分の白衣を洗濯するのに時々使っています。

この部屋は水治療法の授業や体験入学で行われる体験授業で使用されることが多く、夏ごろに行われた水治療法の講義では数名の学生が水中トレッドミルを体験しました。
また、体験授業では渦流浴を用いた授業も行われ、参加していただいた方々には水の力の特性を感じていただけたようです。

「水治療室」夏場に使用することの多い水治療法専門室です。



長期研修会に行ってきました

教員 鈴木です。私は教員の仕事をお休みして11月の中旬から1ヶ月間研修に行ってきました。行岡リハビリテーション専門学校という全国でも歴史の古い学校に電車とバスで通いました。
社会人になって10年近くたちますが、仕事の合間にこんなに長く休んだことはありません。北は北海道から南は沖縄まで、60名ほどが集まりいつもとは逆の立場で再び学生気分を味わうことができ、とてもうれしい体験でした。

内容は、教育を専門に大学で研究をしている先生や、私なんかは遠く及ばない経験をつんだベテラン理学療法士、作業治療士の先生などなど様々な経歴の先生方に教育学、心理学、学生の評価の仕方など計17科目ほどのプログラムです。
授業の方法も、座学以外にもグループで相談してパソコンにまとめて発表したり、2人一組で相手についてインタビューをするなど多彩です。

理学療法士、作業療法士を養成する学校の教員になるときには教育の勉強をする機会がたくさんあるわけではありません。教員になって2年半たちますが、自分が教員として適切に対処できているのか不安でいっぱいでした。
そんな不安や迷いに対して、答えこそもらえませんでしたが、たくさんある教育方法や教材の使い方の意味・メリット・デメリットを理論づけて説明してもらえたことが大きな収穫でした。自分自身が学生と同様の形式で自らが体験できたことで、よりそのよさを感じ取ることができたように思います。

教育の成立ということにおいて教育者の立場、学生の立場それぞれになすべきことがあります。どちらか一方ががんばっても良い成果は得られません。ほめる・しかる・質問する・議論する・書く・読むなど様々なこと全てに意味があります。お互いに影響しあえることが理想の教育というもののようです。答えのない難しい課題です。

 まだまだ理学療法の教育においても徒弟制という旧来の方法が多くあります。それがいけないというわけではありませんが、時代の流れにより学生も変化をするので(年齢はあまり関係なく学生になればみな同じようです)、教育者も変わらなければいけないようです。自分自身もそういった教育を受けてきている以上、スタイルを変えることはなかなか難しいことですが、少しずつでも実践をしていけたらと思います。



YOU MUST RELAX

relax.jpg今回の本は、『you must relax』です。著者は、Edmund Jacobsonです。古い本ですが、リラクゼーションと言ったら、まずこの本があがります。この本は初版が1934年で1ドル50セントの値段でした。専門家向けに書かれたのではなく、日々の暮らしの中でリラクゼーションをいかに得るかについて書かれています。理学療法士が治療としてそのままやることはほとんどないと思いますが、その原理原則については専門家が読んでも有用だと思います。自律訓練法について書かれている本などにも同じようなことが書かれています。その目的がリラックスである点が共通しています。単にリラクゼーションの方法が書かれているだけでなく、さまざまな手段がリラクゼーションを得るために使われています。病気のことなどで神経質になっている方への患者教育の一環として使うこともできます。



近々、奈良リハ主催の研修会申し込みが始まりますよぉ~。

教員 赤松です。今朝9時から奈良リハ主催の研修会広報について打ち合わせをしました。学校のHP管理をしていただいている方は阪奈中央病院の駐車場にある建物におられます。9時頃にそこに到着するように学校を出ました。駐車場に車を停めて建物に向かいました。建物はすぐに分かったのですが、入り口が分かりません。建物の向う側にまわると入り口がありました。入るとすぐに応対していただきました。すぐに用件に入りました。HPでの第二報についてと申し込みフォームについての打ち合わせです。広報は第一報をすでに掲載してます。第二報はテーマと参加費についての記載があります。そして、HPから申し込みフォームを使っての申し込みにする予定です。申し込みフォームのひな形を一度作ってもらっていますので、それを学校でもう少し煮詰めておきました。それを伝えて再度作り直してもらいます。完成すればHPに掲載します。申し込みは22日頃から受付開始する予定です。広報の作業によっては多少変更があるかもしれません。今回の研修会についてはHPからの申し込みになります。



Rehabilitation

hash.jpg教員 赤松です。今回の本は「Rehabilitation 」です。著者はG.G. Hirschberg, L. Lewis, D.&Thomasです。三好 正堂先生が翻訳されていて「リハビリテーション医学の実際―身体障害者と老人の治療技術」というタイトルで紹介されています。
この本は早期リハビリテーションの方法を明快に述べたHirschberg教授の本です。初版は1964年、実に44年前です。三好先生は1970年からこれを実践してこられています。
Hirschberg教授の言っていることで最も重要なのは、起立訓練(立ったり坐ったりを繰り返す)を早期から始めることで、発病後2~5日から行うとされています。これが「早期リハビリテーション」の要だということです。三好先生は、心臓病、血圧変動などのリスク管理を行える医師が行うべきで、意識障害が深くなく、患者さんの協力が得られるようであれば、ほぼ全例で実施しているとのことです。
 そして、階段訓練、杖歩行と進めると、麻痺が重度であっても4週以内に歩行が自立するであろう、というものです。三好先生の経験では、確かに麻痺が重度でも3~6週で歩けるようになる方がほとんどだと言っておられます。アメリカにおける脳卒中の治療期間は、急性期病院が約7日、リハビリテーション病院が4~5週で、後は自宅または施設へ退院しています。アメリカの入院日数が短いのは、単に医療費が高いためだけでなく、早期リハビリテーションにより回復が速いことが理由だと言われています。
また、早期からの立ち上がり訓練は健側強化という効果もあります。しかし、このことが行き過ぎてミリオンスタンディングというようなことがされています。回数が少なくては、効果は出ませんが、多すぎてはオーバーワークになります。日本の風土もあって、やればやるほどよいということがまことしやかに言われ、理学療法士も患者さんも一緒に頑張るという姿が好まれていたからだと思います。運動を治療目的に使用するのであれば、その人にあうように管理する必要があります。そのことを忘れて運動を指導するだけでは治療者とは言えないのではないかと思います。



実習施設はいろいろなところがあります。今年度も新たな施設にお願いしています。

教員 赤松です。今日は遅めの出勤です。学校には11時前に着きました。11時から会議です。今日は職員会議です。明日の入試の打ち合わせも議題であがっています。会議は12時頃までには終わりました。議題には学校評価という項目もありました。これは学校が自己評価、第3者評価を義務づけられたことを受けて、実際的な作業を行う必要があるということを周知させるという内容でした。病院機能評価というものがありますが、それの学校版というところです。奈良リハでは授業アンケートは科目ごとに実施していますが、まだ全体的は評価は不十分です。これからの段階です。

午後からは13時半過ぎに実習依頼・挨拶に三田市まで行きました。実際には16時の約束なので時間的に余裕はありましたが、車は渋滞などで時間が読めない時があります。それで早めに出発しました。ゆっくり行っても大丈夫そうだったのでゆとりを持って運転できました。
評価実習について新規依頼としての挨拶と実際的には実習前訪問になります。部署長の先生は存じ上げている先生です。来週には三年生の講義でも来ていただく予定です。実習についての話はわりとすぐに終わりました。ほとんど昔話をしていた感じです。同窓ですし、それに同じ職場にも同窓の先生がおられます。三人でいろいろなことを話して時間を過ごしました。
訪問が終わって出たのが17時過ぎです。来た道を戻ったのですが、高速に乗るまでが渋滞でした。30分くらいかかりました。高速に乗ってからはほぼ順調です。学校に着いたのは19時半前でした。今日は遅出はS木先生ですが、私が着くまで待っていてくれたので助かりました。

20時からは奈良リハ同窓会がありました。二ヶ月に一回くらいのペースです。2月には同窓会主催の研修会を企画しているようです。同窓会の活動も徐々に動き始めている感じです。まだまだ若い学校ですからこれからだと思います。



muscles and movements

mam.jpg教員 赤松です。今回の本は、「Muscles and Movements: A Basis for Human Kinesiology」です。赤いハードカバーの本です。著者はM. A. MacconaillとJohn V. Basmajianです。二人とも関節運動学のことが出てきたら必ずと言っていいほど名前があがります。関節運動学についての記載はもっと以前に別な人がしていますが、関節運動学を確立したことで超有名です。John V. Basmajianは他には運動療法などたくさんの本を執筆しています。
「Muscles Alive」には肩関節の安定性に棘上筋が関与するかどうかの記述があります。また、Rehabilitation Medicine Libraryというシリーズがあり、「Stroke Rehabilitation」、「Manipulation, Traction, and Massage」タイトルの本もJohn V. Basmajianが関わっています。そのシリーズには「Therapeutic Exercise」もあります。これは以前、Sidney Lichtが書いていましたが、John V. Basmajianに引き継がれています。しかし、内容はまったく異なるものになっていて、博田先生はよくこのLichtが編者である第2版が一番いいと言ってはります。他にも「Grant's Method of Anatomy: A Clinical Problem-Solving Approach」「Medical Rehabilitation」、「Clinical Decision Making in Rehabilitation: Efficacy and Outcomes」、「Electrodiagnosis」があります。

話は戻りますが、関節運動がについての表記はこの本が一番詳しいです。36版くらいまでのGray's Anatomyにも「Arthrology」という章があります。これも基本的な関節運動学についての内容が記述されています。



奈良リハビリテーション専門学校はどうでしたか?

教員 中谷です。12月4日(木)に奈良リハビリテーション専門学校に、バスツアーの御一行様が来校されました。来校された方は、公立・私立高校の先生方です。この日は他に3校の学校見学に行かれていたようで、最後に奈良リハに来ていただいたというわけです。
 奈良リハとしては、奈良リハビリテーション専門学校がどのようなところかを知ってもらい、是非とも優秀な現役生を送り込んでいただきたいという思いで、お迎えさせていただきました。
 奈良リハでは、7月から11月までに体験入学と学校見学というかたちで学校をアピールする機会がありました。その時参加された方は、学生さんとその保護者、または30代の社会人の方が多く、応接にもそれほど緊張しなかったのですが、今回のバスツアーで来られた先生方とは雰囲気もまったく違い、とても緊張しました。というのも、私などは教員になったばかりで、教育ということに関しては駆け出しのひよっこで、大ベテランの先生方を前に教育者としての貫録の違いを目の当たりにしたからです。
 しかし、いざ校内見学をさせていただくとその場でいろいろな質問をしてくださいましたし、説明しているときも、大きくうなずきながらとても熱心に聞いてくださりました。その好感のもてる雰囲気で私の緊張もほぐれ、いつもの自分に戻りました。
 校内見学後の、テータイムでも質問は途絶えることなく続きました。そして、質問に答えている途中なのにバスの出発時間となり、話が途切れた形になりました。まだ質問をうかがっていない先生もおられたのですがバスをお見送りしました。
 私のつたない校内見学で奈良リハの良さをどこまで分かっていただいたかが不安ですが、奈良リハの目指す、「治せるPT」を育てる学校であることはアピールできたと思います。今回見学に来ていただいた先生のお一人でも、理学療法士を目指す学生さんに奈良リハを勧めていただければ幸いです。また来年こういう機会がありましたら、先生方にお目にかかりたいと思います。